本園は、昭和15年4月甲府市伊勢町遠光寺第44世住職加賀美日聰師が、同寺一万坪の境内に、乳・幼児保育所山梨立正保育園を創設、次いで助産所、授産所、児童文庫。保母養成所、乳幼児健康相談所等を設置し、総合社会事業として運営されていた。
昭和20年7月7日、戦災を蒙り建物全て灰燼に帰したが、同年8月1日4名の戦災孤児の受入れを期に、戦災孤児育英所を設置、続いて母子寮10世帯を開設した。
昭和23年児童福祉法の施行により同4月1日養護施設、乳児院、母子寮、保育所として認可され、以来総合児童福祉事業として運営されている。
平成28年6月に抜本改正された児童福祉法に唄われた「子どもの権利主体性」と「家庭養育原則」の実装を目ざして、令和3年4月1日「地域総合子ども家庭支援センター・テラ」を開設した。