子どもが親から分離、保護される理由の中でも、大きな割合を占めるのが「虐待」です。
虐待通告される件数は、年々増加傾向にあり、令和3年度は20万7,659件(内、山梨県では2,259件)にのぼります。
そのうち、毎年施設や里親に保護される子どもは4,000人程で、残りの約19万人は一時的な保護を受ける、あるいはまったく保護されず、その家庭で生活を続けています。
最悪の場合、いのちをおとすケースも少なくありません。
このような子どもを「家庭」に受け入れて、育てる“さとおや”が今、早急に必要とされています。